防音対策
2024年11月28日
外部からの防音対策も必要ですが、住宅内の生活音、家族だから大丈夫ではなく
ゆっくりと暮らすためには大事な対策です。
ほとんどの方が木造住宅で家を建てると思いますが、木造住宅は鉄筋コンクリートのように
音を遮断してくれないので1階屋内での2階からの音、隣の部屋からの音は結構聞こえます。
不快な音には個人差がありますがその対策お伝えします。
音は高い音と低い音の対策が変わってきます。
高い音は、人の話す声、楽器、金属音、赤ちゃんの泣き声、掃除機
低い音は、工事の音や大型車の音、人の足音
宅内で聞こえる音は主に高い音
外部からの音は主に低い音かなと思います。
音の低いものは
重い材料、音の高いものは軽い材料で対策します。
外部の音の対策は
・気密性を良くする
・複層サッシの取付
・換気扇・換気口からの音の侵入防止
である程度は対策できます。
宅内の音ですが構造が木造なのでどうしても上階からの音や
隣室からの音は通りやすく聞こえやすいです。
その対策としては
・2階のフローリングの間に遮音シート、吸音材を入れる
・天井高と階高の懐部分をとる、間仕切り壁に断熱材を入れる
・2階のトイレや水回り等の配管を壁で覆ったり、断熱材をいれる
・間仕切り扉を防音扉にする
・内装材を吸音の材料をつかう
・間仕切り壁を2重に石膏ボードを張る
・吹き抜けつくらない
・1階天井を梁むき出しにしない
以上の対策してもそれぞれの主観にもなりますが、
気になる音が全くしなくなる事はないです。
楽器などの対策で防音室をつける場合は特殊な工法で作り音をシャットアウトしますが、
通常住宅で行う室内の防音対策、特に2世帯で2階と1階別々で生活する場合は
上記対策を検討した方がよいです。