間取りについて ③
2024年11月28日
間取り作りについて
案外見落としがちな事はお部屋に開口扉や収納物を取り出す扉です。
先ずは開き扉です。
開いたときに扉の開口スペースがとられます。
扉に当たらないように部屋の家具配置も考えないといけません。
狭いスペースに開き扉が入ってしまうと中のスペースが身動きできません。
特にトイレの扉を開き扉にしてしまうと、中で人が倒れた場合に救助が困難です。
また、風ですごい勢いで閉じて指を挟むと怪我にもつながります。
また邪魔なのがノブです。
私は急いでいるときに廊下の扉ノブが手や体に
当たって痛い思いをしたことが何度もあります。
その点、引戸だと開閉の際に場所は取らないですし、今時の引戸は閉まるときに
ゆっくりと音をしずめながら閉まります。
開き扉の悪口ばかり語っていますが良い点もあります。
防音性、気密性は引戸よりも開き扉の方がよいと思います。
また、開き扉でも引戸でも、天井ギリギリの高さの扉をつけると
開放的なお部屋の演出にもなります。
クローゼットや収納扉は天井ぎりぎりの高さの物をお勧めします。
こちらを取り付ければ、上奥の収納物の取り出しも便利です。