照明計画について
2024年11月28日
間取り同様、照明も必要な計画です。
照明で必要な事はどの場所にどの照明器具を配置するのか
光の質と配置が重要です。
照明器具はたくさん種類があります。
・全体照明 シーリングライトやダウンライトを複数設置
・部分照明 壁面にスポットライト、ブラケットを設置、移動式のスタンド
・間接照明 直接の光ではなく壁や壁面に反射させる(建築照明)
・その他 ペンダント照明、ラィテングレールを使った照明
光の種類も様々
・青白い光
・オレンジ色の光
・その中間の光
一昔前は1つのお部屋に1つの照明器具でしたが、隅々まで明かりがとどかない事や、
勉強や読書をしていると手元が暗い事などありました。
生活シーンよって分けるとよいと思います。
例えばLDKなどは天井から圧迫感のないように、薄型のシーリングやダウンライトを使用し、
調光式にすれば室内の光の色や強さを演出できます。
寝室は移動式のスタンドを置く事(コードが邪魔にならないようにコンセントの計画が必要です)や
手元に壁灯を設置する。これも調光式にすると就寝時に便利です。
よく寝室で失敗しがちなことがベットを配置して身体を横にして天井見ると目線丁度の所に、
ダウンライトや照明器具がある場合、落ち着いて読書や就寝できないので配置計画を事前に行った方がよいと思います。
高齢者は若年者よりも約2倍の明るさが必要といわれています。
照明器具を増やしたり、急激な照度変化を避け、玄関、トイレ、階段、廊下などには足元灯など設置を検討された方がよいです。
また照明器具の電気消費量は、冷蔵庫やエアコンの次に消費するようですので、
LDE照明にされるのをお勧めします。