将来を考えた住まいづくり
2024年11月28日
年を重ねていくと老後の自分のことが気になり始めます。
そこで高齢になった場合の住まいづくりについて考えました。
まずは新築時から将来に備えて安全な住まいに設計する事ではないでしょうか。
・廊下などの通路幅を広くとる
→有効幅を80センチ以上とる(車いす対応)
・階段の勾配の緩和
→上り下りしやすくするために階段の段数を増やす、踊り場設ける
・浴室、脱衣室、トイレを使いやすくする
→車いすでも対応できるように広く、かつ滑りにくい素材にする
・手摺の取り付け
→玄関、廊下、トイレは必須
・段差の解消
→廊下から寝室、水回り全て同じ床の高さにする
・扉をオール引戸にする
→開き扉は使いづらいので、上吊り式引戸にする(床に敷居やレールがつかない)
・滑りにくい素材にする
→フローリングなどは転倒しやすいのでじゅうたんやクッションフロアなど使う
・ヒートショックを起こさないように温度差をなくす
→家全体を均一に温度調整できるようにする。洗面所、トイレなどにエアコン設置
・照明を明るくする
→若年層に比べて2倍以上の明るさが必要になる(白内障の場合は逆にまぶしくなる)
夜トイレに行くために廊下や寝室に足元灯を設置
・キッチン
→電気機器もしくは安全装置付きガスコンロの設置
寝室
→寝室近くにトイレ設置、足元灯など設置
アプローチ
→道路から玄関、玄関から廊下にスロープの設置
その他
→将来エレベーターなどが設置できるスペースの確保
戸建の場合、ほとんどはリフォームで可能ですが、廊下の幅や階段などは、
はじめから設計していた方がよいと思います。