土地選び ②
2024年11月28日
土地選びについて パート2です。
住宅を建てる前に土地を探すことになると思います。
そのポイントお伝えします。
①敷地と道路の方位について
建物が南側の隣地、境界からどれくらい離れているかで、特に1階の居室、リビングの
陽当りは変わります。
そこで南道路に接する敷地はおのずと日当たりはよくなります。
北道路は隣地が南側に建っているので隣地に2階建て、3階建てがそばに建っていると
距離にもよりますが、1階部分の日当たりは悪くなります。
②道路と敷地の高低差
道路から敷地への高低差があると建築費用に影響及ぼします。
例えば市町村の条例で高低差が2m以上ある場合、その高低差の倍以上離して
家を建てる。(高低差2m以上の時は4m以上離す)
離すことができない場合は強固な建物、擁壁を作る必要が有ります。
また階段やスロープなどの建築以外の費用も必要になります。
道路より敷地が低い場合は、地盤や敷地に道路からの湿気や水分が
浸透してきますので、極力地盤を道路より上げて建物を建築した方が
耐震性も耐久性も上がると思います。
③地盤
最近自然災害が多いので、建物を強固に作りたいと考えられていると思います。
建物も大事ですが、地盤も大事です。
埋立地ではないか̠̠、川や海が近くにないか、これまでに自然災害にあって
いないかの情報を得ることも重要です。
④前面道路の幅
建築基準法で敷地が道路と2m以上接することは必要最低限ですが、
意外に前面道路の幅員は大事です。
私は広すぎず、狭すぎずの道路をお勧めします。
例えば、あまりに広い道路だと、幹線道路だったりしますので、子供の飛び出し、
通行車音がうるさい、渋滞して車の出入れが不自由、それと大型車が頻繁に通りますので、
家自体が結構揺れます。頻繁に揺れる場所なので家自体の耐久性には良くないと思います。
次に前面道路が狭い場合ですが、(前面道路4m以上必要なセットバックの話は今回省きます)
頻繁に使う道路が狭いと毎日、毎回ストレスですし危険です。
お子様が幼い時は特に大きい自家用車に乗ることがあると思いますが、通行の際にすれ違うことが
困難だったり、路駐停車していると行き止まりになり通過することができません。
また、一旦家に忘れ物を取りに帰る際停車する事があると思いますが、毎回駐停車する時に
他の人に迷惑をかけてしまうなど案外ストレスかなと思います。
そういったことを避けるには、幅員が5mもしくは6m以上あるとよいのではと思います。
⑤その他
近くにごみ置き場、土壌汚染されていないか、公衆上よくない建物ないか等々です。
土地を購入の際は全て満たすことは厳しいですが、ご予算等ふまえて検討されてください。